こんにちは!28カ国を旅した、25歳女会社員時々バックパッカーのしおりです。このメディアでは個人旅行を楽しく便利に出来るよう、女性バックパッカーならではの視点で情報をお届けしていきます。
スイスは観光地が多く、治安も良い魅力的な国。しかし、「ツアーの費用が高いから、個人で旅行できればいいなぁ」と思っている方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では個人でスイスに旅行をする方向けにおすすめのプランや費用、時期などを解説していきます。
【この記事を読んで得られること】
- 観光地を網羅したおすすめプラン、必要日数の情報
- スイス旅行でかかる目安の費用
- スイスを個人で旅行する上では知っておきたい基本情報
スイスで絶対押さえたい定番観光スポット
ユングラウヨッホ

ヨーロッパで最高地点にある駅として有名です。観光地化されているので、1日かけて回ると良いでしょう。また、ユングラウヨッホの中腹の「アイガーグレッチャー」から麓の「グリンデルワルド」までのハイキングコースは絶景なのでおすすめです。

2020年話題となった愛の不時着のロケ地もユングラウヨッホ周辺にあります。リジョンヒョクがピアノを弾いている名シーンの場所はこちらです!
愛の不時着ファンの方は必見の記事をご紹介!ロケ地はどこにあるのか、どういうめぐり方をするのが効率が良いのかわかる記事になっています。

ターコイズブルーに輝くブリエンツ湖も必見です。湖畔から眺めるのも良いですが、ロートホルン鉄道に乗って山の頂上からの景色は格別なので時間に余裕のある方はぜひ行ってみてください。
マッタ―ホルン

マッターホルンを正面に見据えた夜景は絶景です。こちらはツェルマットで見ることができます。
スイス旅行は何泊するのがおすすめ?
4日間のモデルコース
ユングラウヨッホとマッターホルンをサクッと見たい方におすすめのコースです。

1日目:チューリッヒからクール経由でツェルマットへ移動(氷河急行)し、夜景を堪能 |
↓ツェルマット宿泊 |
2日目:ツェルマットからマッターホルンを堪能し、インターラーケンに移動 |
↓インターラーケン宿泊 |
3日目:ユングラウヨッホ観光 |
↓インターラーケン宿泊 |
4日目:ベルン観光とチューリッヒ観光 |
6日間のモデルコース
ハイキングに時間をかけたい、愛の不時着のロケ地を巡りたい方におすすめのコースです。

1日目:チューリッヒからルツェルンに移動。ルツェルン観光 |
↓ルツェルン宿泊 |
2日目:ルツェルンからインターラーケンに移動(ゴールデンパス)。ブリエンツ湖周辺を観光 |
↓インターラーケン宿泊 |
3日目:ユングラウヨッホ観光 |
↓インターラーケン宿泊 |
4日目:インターラーケンからツェルマットに移動し、夜景を堪能 |
↓ツェルマット宿泊 |
5日目:ツェルマット周辺ハイキング |
↓ツェルマット宿泊 |
6日目:ツェルマットからチューリッヒに移動。チューリッヒ観光 |
8日間のモデルコース
ゆっくりと鉄道旅を楽しみたい、山だけでなく街歩きも楽しみたい方におすすめのコースです。

1日目:チューリッヒからルツェルンに移動。ルツェルン観光 |
↓ルツェルン宿泊 |
2日目:ルツェルンからインターラーケンに移動(ゴールデンパス)。ブリエンツ湖周辺を観光 |
↓インターラーケン宿泊 |
3日目:ユングラウヨッホ観光 |
↓インターラーケン宿泊 |
4日目:インターラーケンからツェルマットに移動し、夜景を堪能 |
↓ツェルマット宿泊 |
5日目:ツェルマット周辺ハイキング |
↓ツェルマット宿泊 |
6日目:ツェルマットからインターラーケン経由でベルンに移動。ベルン観光。 |
↓ベルン宿泊 |
7日目:ベルンからローザンヌに移動。ローザンヌの葡萄畑をハイキング |
↓ローザンヌ宿泊 |
8日目:ローザンヌからジュネーヴに移動(ゴールデンパス)。ジュネーヴでチーズフォンデュを堪能。 |
スイス旅行でかかる費用はどれくらい?
飛行機代
日本からスイスは2022年9月時点では片道10万円近くしましたが、一般的には片道7万円ほどで行けるでしょう。
私は旅行の際、比較サイトで一番安い航空券で行くことが多いので、いつもスカイチケットを利用しています。行きたい日付、行き先を指定すれば簡単に安い順、最適順、早さ順で一覧で出してくれるので便利です。
ホテル代
おおよその値段ですが、ゲストハウスなら6,000~7,000円、シングル個室なら10,000円~、ダブルなら15,000円~が相場です。
飲食代
普通のレストランは一食あたり4,000~7,000円程度です。サンドイッチ一つでも1200円ほどするので、日本よりも物価は高め。
交通費
8日間のスイストラベルパス(後述)が56,000円、登山鉄道が30,000円ほどで合計84,429円かかりました。
※参考までに筆者がかかった金額
ホテルはゲストハウス、飲食は自炊をメインにしていたので、普通よりもかなり抑えられていると思います。
飛行機代 | ホテル代 | 飲食代 | 交通費 | 通信費 | 合計 |
169,407円 | 44,560円 | 17,320円 | 84,429円 | 5,807円 | 321,523円 |
スイス旅行を安く済ませるために注意しておきたいことは?
以下の点に注意しておくと安く済ませることができます。
- 目的地と季節を選ぶ
- スイストラベルパスを使う
- ゲストハウスに宿泊
- 自炊で食費を抑える
くわしくはこちらの記事で解説!
スイスで必要な荷物は?
服装
スイスは地域や時間によってかなり寒暖差があります。なので、おすすめは半袖に薄めのパーカー、ウィンドブレーカー、ダウンという組み合わせです。ハイキングをする機会が多いと思うので、なるべく軽くて持ち運びしやすいものを選ぶと良いでしょう。靴も歩きやすいものを選ぶのがベストです。
軽くて持ち運びしやすく手頃な値段なので、ユニクロのライトダウンとUVパーカーがおすすめです。
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その他必要なもの
ハイキングをする際に、帽子、バックパック、トレッキングポール、サングラスや日焼け止めは忘れずに持っておくと良いでしょう。
旅行をする際は大きめのリュックやスーツケースで旅行する方も多いと思うので、折りたたみ式のリュックを持っていくことをおすすめします。
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スイスへバックパッカー旅を検討している方はこちらの記事を参考にしてみてください。バックパッカーに必要な持ち物がわかります。
スイスを旅行するなら知っておきたい基本情報
通貨、チップ、両替
通貨の単位はスイスフラン。1フラン146円ほど(2022/12/11現在)。スイスはEU非加盟国ですが、スイス国鉄、主要デパートなどではユーロが使えることも。現地の両替所は国際空港や主要駅の構内にあります。ただ、クレジットカードがどこでも使えるので、両替をたくさんせずに支払いはクレジットカードで済ませることをおすすめします。また、海外旅行で気になるチップについてですが、スイスではサービス料といった形で既に含まれているので基本的に用意する必要はありませんが、何か特別サービスをしてもらった場合、CHF2〜3のチップを渡すと良いでしょう。

スイスの現在の為替を知りたい方はこちらからどうぞ
ビザ
観光目的の場合、90日以内の滞在はビザは不要です。パスポートについては、スイスを含むシェンゲン協定加盟国を出国する日から3ヶ月以上の残存有効期間が必要になるので、パスポートの有効期限には注意しましょう。

ビザについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
気候とベストシーズン

起伏に富んだ地形なので、地域や標高によって気候は大きく異なります。早朝や夜と昼間の気温差が大きいので、体温調節ができるような服装を心がけましょう。四季がはっきりあるスイスですが、平均気温は日本に比べて低めで、降水量も少ないです。ハイシーズンは夏で、ハイキングをするには絶好の季節。ウィンタースポーツを楽しみたい方は冬に行くことをおすすめします。
時差とフライトタイム
日本との時差は8時間。日本が正午の時、スイスでは朝の4時です。日本からのフライト時間は直行便だと12〜13時間ほどで到着します。
電圧とプラグ

電圧は220〜230Vで周波数は50Hzのため、日本国内の電化製品は使用できないことが多く変圧器が必要です。プラグは2本足のタイプが一般的でCタイプのアダプタが使用できます。
※たくさん海外旅行に行く方は全世界で使える変換プラグの購入をおすすめします。
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治安・年齢制限
とても治安の良い国ですが、人混みの中のスリや置き引きには注意。ひと気のない路地裏などには用がない限り立ち入らないようにしましょう。お酒の年齢制限については州によって異なりますが、蒸留18歳以上、醸造酒は16歳以上が目安です。タバコの年齢制限はありません。
通信手段
旅行者が利用するようなホテルはほぼネット環境は整っています。カフェや観光案内所では無料でWifiを提供しているところも。現地でネットを繋ぐ方法で一番おすすめな方法は現地でSIMカードを購入することです。主要キャリアはSwisscom,Sunrise,Salt.があります。それぞれ料金体系が異なるので比較してみると良いでしょう。筆者がスイスに訪れた(2022年9月)際にはSalt.が一番お得でした。
ただ、現地でSIMカードを購入するのは不安という方には日本でレンタルできるポケットwifiもおすすめ。日本語で契約できますし、空港からすぐネットに繋げることができるので安心でしょう。
スイスの言葉
スイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語ですが、観光大国なこともあり英語は基本どこでも通じます。ただ、ローカルなレストランに行くとたまに英語が使えない時があるので、翻訳サービスなどを活用すると良いでしょう。
スイスで実際に使える言葉・フレーズ特集の記事はこちら!
スイスの伝統料理

スイスに訪れた際にぜひ食べていただきたいのがチーズフォンデュです。本場のチーズフォンデュはふわふわのチーズで、シンプルにパンのみで食べます。おすすめのスポットはジュネーヴの噴水近くにあるBains des Pâquisにあるレストランで、湖を眺めながら食事ができます。
個人手配でスイスを楽しもう
いかがでしたでしょうか。本記事が個人手配でスイスに旅行に行くお手伝いになったのであれば幸いです。楽しいスイス旅行を!
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